とても良い音色で、一般的に琵琶をイメージした場合の音そのものという感じで、サワリもよく効いています。ただし、現在張られている絃は細めのため、やや軽快な音ですが、正式な太さの琵琶絃に替えるとさらに低音などがよく響くはずです。薩摩型でも筑前型でもないので、流派にとらわれずご自身の思うがままに弾き語りをしたり、自由度が高いと感じます。劇伴や映像作品などにも最適かと思います。装飾が通常の琵琶の半月ではなく、盲僧琵琶のように日月となっています。ご参考までに最終画像に、類似琵琶の歴史上名器を日本琵琶楽協会のホームページから転載しております。修復跡は幾つかありますが、どれも綺麗に直っています。ただし、あくまでも古い中古品につき、響板上の変色や小傷などはありますので、画像をよくご確認の上でお願いいたします。動画サイト Vimeo に　Biwa523というタイトルで全ポジション音出し動画を上げているのでご確認下さい。(メルカリで直リンクは禁止なのでご了承ください)