GETEMONTSからナイキとUNDFTD初期コラボの名作、DUNK HI NLをペンキ加工した作品が到着↑↑「9・11」ことアメリカ同時多発テロから今年で20年。テロの1年後9月11日に、「不屈不倒」をブランド名に冠し立ち上げた“UNDEFEATED”をメディウムに、マルジェラの足袋ブーツやデニムのペンキ加工を引用。「あの日から発掘された靴」を主軸に、時間と風化記憶と発掘を纏わせたコンセプチャルな一足です。サイズ:28cm US10付属品:元箱 緑紐トラヴィス・スコットが着用し再注目された2005年発売DUNK HI NL を依り代に、特殊なペイント加工。まるで倒壊現場で建材を被った様なビジュアル。履く毎に塗料が剥がれる仕様デス。タンNIKEロゴに手書きで書かれたUNDFTDを象徴する4つの5strikeわ、壁に刻む日付に見立て=1本1年、「9・11」から20年経った月日を表現。ソールにわGETEMONTSロゴ。紐まで白く塗られ、文字通り化石が発掘された様な時間を感じる一足。「時と共に風化され価値がなくなったり何かのキッカケで発掘・再評価され価値が変化する」と云ふ、人間の盲腸の様に付き纏う「歴史認識」をテーマに、NIKEのスニーカーをメディウムにした今作。あの日の映像わよく覚えておりマス速報のTV画面にわ黒煙立ち登るWTCが映っていましたまるでウォーホルの『エンパイア』の様で、画面の向こうでわ何かが起こっていてこちら側わその何かを見逃すまいと目を凝らすのだが何も見えない。人命に関わる事になると殊更で無力感を通り越し、脳が麻痺し我々も映像が流れるスクリーンと化す。アナウンサーが何か叫んでイタが何も覚えてません。「9・11」以後、アメリカわアフガンへ。250兆もの軍事費が重くのしかかる、アメリカ史上「最も長い戦争」と呼ばれた泥沼と化す訳ですが、この戦争で、モニターに標的をロックオンする「無人機爆撃」が、兵士の心理的負担軽減の目的で空爆の主役になった事を思いマスと実に皮肉な事です。歴史わ不動でわなく常にその評価わ後世に委ねられている。其の脆さとキタら、風前の灯火ならぬ、画面前のスニーカーでわありませんか。