KPM Berlin (ベルリン王立磁器製陶所)KPMの花絵を集めておりますと、自然とと云いますか徐々に印象派に寄っていくわけですが、抒情的な柔らかいタッチの「これぞ印象主義!」というものからまた一歩進んで光と影を描いた作品が納まっている部屋に入りますと、そこはもう部屋なのに天井の無い、空から直に光が差し込んでいるかのようなキューピッドやお花や鳥さんの世界なわけです。云っときますが、なにも私は酔っ払っているわけでも悪いお薬をやっているわけでもありませんよ。頭ん中がお花畑だったり小鳥がピーチク、パーチク飛び交っているわけでもありませんので、どうぞ御心配は無用でございます。マイセンで云えば「眩い光を描いた」ブラウンスドルフ作品にあたります。ブラウンスドルフ作品と呼ばれるものの中でも「松竹梅」の松ですね。しつこく云わせて貰えば「特上・上・並」の特上でございます。光と影のコントラスト、微妙なニュアンスの色使い。加えて、油絵のような盛りが描画を立体的に見せ、より絵画的です。更に、白絵の具がハイライトとなり、陽や灯りを浴びて眩く輝く花を表現しています。非常に高度な技術を持つ熟練数人のトップペインターのみが担当となり得たことも、皆様ご承知の通りです。僅かにスレ傷くらいはあるかもしれませんが目に付くものは無く、金彩金縁も綺麗です。淡い朧な印象派、光を描いた印象派、どちらもKPMは良い作品を残しました。ご検討頂けましたら幸いです。(御参考)直径:22.5 cm#独逸#ドイツ#陶磁器#高級食器#テーブルウェア#Meissen#マイセン#KPMベルリン#ドレスデン#印象主義#印象派#ソフトペインティング#ブラウンスドルフ#ブラウンズドルフ#金彩#金盛#手描き#キャビネットプレート