Ernst Leitz Wetzlar Summaron 3.5cm f3.5です。フロント/リアキャップ、UVフィルター付き。前期型のLマウント(L39/LTM)のものです。 シリアルによると1950年製。エルマーに次いで、ライツで2番目に製造された焦点距離35mmのレンズ。ダブルガウス型を採用し、周辺部の解像力向上を目指した設計になりました。よく写る優秀なレンズで、いわゆる「ライカ的な」個性は薄めですが、瑞々しく硬くなり過ぎない描写に、古き良きライツの味を感じることができます。また、モノクロ時代のレンズなので、階調豊かな反面、色乗りやコントラストはあっさりしていますが、カラーでもじゅうぶん魅力的な画を描きだしてくれます。フルサイズ機での作例を掲載しますので、ご参考ください。(近・中・遠景×モノクロ/カラー)【外観】70年以上前のレンズです。通常使用によるスレや多少のキズ、また距離指標に一部インク抜けがあります。【動作】ヘリコイドがほんの少し重いです。絞り・無限遠ロックに問題はありません。【光学】前玉・後玉に目立つ拭き傷や、コーティングの劣化はありません。チリの混入は、オールドレンズとしては標準的かと思います。中玉に持病のごく薄いクモリがありますが、「フードなし・真逆光・絞り開放」が揃わなければ、撮影に影響はないかと思います。(そもそもそのように使う性能を有したレンズではありません)※マウントはニコンFになっていますが、ライカL39マウントですNCNRでお願いいたします。 カメラレンズコシナ中望遠単焦点SONY ソニー Nikon ニコン FUJIFILM フジフイルム PENTAX ペンタックス OLYMPUS オリンパスRICHOH リコー Leica ライカ Voigtlander フォクトレンダー フィルム オールド